近大高専、逆転で初戦突破 享栄に6‐4 秋季高校野球東海大会

7回裏一死満塁 近藤楓選手の中安打で3塁走者・中里将英選手に続き2塁走者・轟飛人選手(中央)も生還=津市本町で

 第79回秋季東海地区高校野球大会の1回戦4試合が10月17日、津市の津球場公園内野球場など三重県内2会場であり、県大会3位の近大高専(名張市)は愛知2位の享栄(名古屋市)と対戦。先制を許すも、左腕エース・池田怜司投手(2年)が完投して6‐4で逆転勝ちし、秋季東海大会初勝利を収めた。

 近大高専は3回に失策絡みで先制を許したが、その裏には相手の2つの失策で同点に。4回には失策から犠飛で1点を勝ち越されるが、その裏に澁谷勘太選手(2年)の適時打で再び同点とする。5回、1番からの3連打でチャンスを作ると、またしても相手の失策で1点を勝ち越し、逆転に成功する。

完投した近大高専・池田投手

 相手投手が代わった7回には下位から流れを作り、いずれも一死満塁から近藤楓選手(1年)の2点適時打、上山海渡捕手(2年)の犠飛で加点。池田投手は8回に連打と内野ゴロの間に2点を返されるが、持ち前の打たせて取るピッチングを貫き、最後までマウンドを守った。

 試合後、近大高専の伊藤康弘監督は「前半はミスも多く落ち着かなかったが、4回が終わって選手が自分たちで気持ちを落ち着かせていた。点を取られてもすぐ取り返せたのはラッキーな面もあったし、ピンチを作っても最後まで粘り強く戦えたと思う」と振り返り、2回戦に向けては「チャレンジャーとして勝負していきたい」と語った。

 7回に2点適時打を放った近藤選手は「リードが1点しかなく、ピッチャーが苦しいのも分かっていたので、相手の決め球(ストレート)を思い切り振っていこうと考えていた」、公式戦では初完投だったという池田投手は「中盤以降は自分もチームも落ちつけて、真っすぐと変化球で打ち取っていく自分のピッチングができた。ここで終わらず、上を目指して頑張りたい」と話した。

 近大高専は18日午後1時から同球場で行われる2回戦で、岐阜1位の中京(岐阜県瑞浪市)と対戦する。 ※試合結果詳細は「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」に掲載予定(準備中)

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