【後半ロスタイム4分に逆転ゴールを決めたくノ一FW松田吏真(左)=伊賀市で】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は4月12日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場でスフィーダ世田谷FCと対戦し、2‐1で今季初白星を挙げた。通算成績は1勝3分1敗で、順位を12チーム中11位から8位に上げた。

 くノ一はホーム3試合目で待望の勝利。最後まで諦めない気持ちが逆転勝利を呼び込んだ。後半22分に先制点を許したクロスボールの場面は、ディフェンスの対応が遅れて世田谷の得意な形で決められたが、競り合いや球際の攻防では終始気迫を見せた。

 同点に追いついたのは4分後の26分、途中出場のMF桂亜依がペナルティキックを落ち着いて決めた。逆転ゴールはロスタイム残り2分の場面で、スローインを起点にFW松田吏真がゴールエリア右隅からハーフボレーでネットを揺らした。

 試合後、MF常田麻友主将は「先制され流れが悪くなってしまったが、今日は絶対勝つっていう強い気持ちで戦ったのが結果につながったと思う」、絶妙なトラップからファーサイドへの鋭いシュートを決めた松田は「まだまだ成長しないといけない部分がたくさん見えた試合だったが、得点でチームに貢献できたのは嬉しかった」と振り返った。

 ベンチに戻ってきた選手を笑顔で迎えた永井良明監督は「ホームで勝利したいっていう気持ちが全面に出た試合で、初めて流れからの得点が取れた。連勝して勢いに乗りたい」と話した。

 19日の次節も同会場であり、ニッパツ横浜FCシーガルズと対戦する。

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