【自費出版した北出さん=伊賀市で】
三重県伊賀市小田町の郷土史家、北出楯夫さん(85)が1世紀分の文化的話題をまとめた「伊賀上野の文化史年表(昭和・平成編)」を自費出版した。
北出さんは旧上野市職員で、上野高校2年時に入会した「伊賀郷土史研究会」の事務局長や2021年に休刊した文芸誌「伊賀百筆」の編集長兼発行人を長く務めた。2017年10月からは伊賀市上野図書館の主催事業として伊賀の歴史や身近な話題を中心に語る「郷土の歴史夜咄会」を企画。これまでに55回開催している。
執筆が本格化したのは伊賀百筆の休刊後で、原稿のデータ入力は知人で元上野図書館長の今髙光芳さんが協力し、5年がかりで刊行した。掲載したのは1923(大正12)年から2023(令和5)年までの文化的トピック6169件。充実した索引は件名で1276件、人名で2930件、寺社101か所を付けた。B5判、466ページ。
北出さんは「地方都市の伊賀上野の文化度が高かったという証明をしたかった。読み物として楽しんでもらえたらうれしい」と話した。非売品だが、伊賀地域の図書施設などで閲覧できる。
- 広告 -















