【ポスターを手にする椿りょうさん】

 100年以上の歴史があるOSK日本歌劇団屈指の男役として躍進を続ける三重県名張市出身の椿りょうさん。主役を務めるミュージカル「梅雨将軍信長」の地元凱旋公演が決まった。

 2016年に92期生としてデビューした椿さんは高身長を生かし、得意なダンスと巧みな歌唱力で観客を魅了してきた。同歌劇団出身の笠置シヅ子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」には「椿山リョウ」役で出演。23年には伊賀市観光大使に就任、年末には同市阿保の青山ホールで、初の凱旋公演。25年初めにはミュージカル「ドラキュラ」で劇場初主演、秋にも「たけふレビュー」で主演を務めた。

 椿さんは「地元のファンの方が大阪や東京まで駆けつけてくれるなど、皆さんの応援で元気を頂いている」と感謝を口にする。

 ミュージカル「梅雨将軍信長」は新田次郎の原作を、尾上菊之丞さんが演出・振り付け。雨を味方に戦を制する戦国武将・織田信長と平手左京亮の出会い、転機、裏切りなどの運命を、歌と日舞での華やかでファンタジックなショーの2部構成で上演する。

 「歴史上のリアルな人物役は初めて」と椿さん。「イメージもついており、先輩もたくさん演じているので難しい役。自分のキャラクターとリンクさせ、チャレンジするのが楽しみ。地元の人に会えるのも楽しみ」と笑顔を向けた。

 明智光秀役で桐生麻耶さん(特別専科)も出演する同公演は、1月15日の東京公演を皮切りに大阪、名古屋を巡業する。

 地元、名張市松崎町のadsホールでは、2月28日正午と午後4時、3月1日午前11時と午後3時の4公演。同市での公演が千秋楽となる。チケットは全席指定で6500円。同歌劇団ウェブチケットサービス(https://www.s2.e-get.jp/OSK/pt/&lg=.1)、または同ホール窓口で販売している。

 問い合わせは同歌劇団(06・6251・3091=平日正午から午後1時を除く午前10時から午後5時)まで。

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