【田森さん(右端)の指揮で練習する団員ら=名張市八幡で】

 三重県伊賀地域を拠点に半世紀以上にわたって演奏活動を続けている伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団が、12月14日午後1時30分から名張市松崎町のadsホールで「第58回定期演奏会」を開く。

 演奏会は2部構成で、1部は「ホープタウンの休日」、ハチャトゥリアン作曲「仮面舞踏会」など。2部は「昭和100年世界に届ける日本のメロディ」と題し、服部良一作曲のヒット曲、坂本九メドレーの他、「ルパン三世のテーマ」、「もののけ姫」より「アシタカとサン」などのアニメソングを演奏する。

 創設59年目を迎える同楽団は、2020年までは毎年、伊賀市と名張市の2会場で定期演奏会を開いていたが、22年以降は両市で交互に開催している。

 現在、団員は大学生から70代までの約40人。保育園、幼稚園、小学校での依頼演奏の他、「名張文化フェスティバル」では名張市内の高校生との合同演奏も行っている。

 演奏会を指揮する田森元治さんは「2部は老若男女の誰もが知っている曲なので、その場で口ずさんだり手拍子をして聞いていただき、楽しい時間を共有できたら」と来場を呼び掛けている。

 入場料は一般1000円、高校生以下500円。

 問い合わせは団長の山本さん(090・1592・0932)へ。

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