【人工芝エリアのブランコを楽しむ名張西保育園の園児ら=名張市元町で 】
三重県名張市元町のイオン名張店が11月20日、リニューアルオープンした。3階に約2650平方メートルの屋内型プレイグラウンド「のびっこピクニック」が登場するなど、約20年ぶりの大規模改装となった。【YOU公式インスタグラムのリール動画「のびっこピクニック」(https://www.instagram.com/reel/DRRyfaqCYc4/?igsh=MTBkbWE2OHNpa3Y4eg==)】
のびっこピクニックは、アミューズメントパークを展開するイオンファンタジー(本社・千葉市)が手掛ける子どもの遊戯施設。愛知県春日井市に続く全国2号店で、名張店の規模は春日井店を上回る。
0歳から12歳の子どもと保護者が対象で、人工芝を敷き詰めた「ピクニックエリア」をはじめ、ボールプールや砂場、ブランコ、滑り台、カートなど多彩な遊具をそろえる。天候や季節に左右されず一日中遊べる上、飲食物の持ち込みや再入場も可能だ。
1日の料金は、会員登録した小学生以下が平日900円、休日1500円。大人は一律500円。0歳児は無料。

3階で開かれた記念セレモニーには北川裕之市長やイオングループの関係者、名張西保育園の園児らが出席し、テープカットで祝った。北川市長は「雨の日も猛暑の日も、長く遊べる場所を望む声が多く寄せられていた。子どもと保護者の笑顔があふれる空間になってほしい」と語った。式の後は、園児たちが真新しい遊具で元気いっぱいに遊んだ。
イオン名張店によると、現在の来店客は60代以上が6割から7割を占める。中田貴裕店長は「若い世代にも足を運んでもらえるきっかけにしたい」と期待した。
イオン名張店は1996年に開店。今回のリニューアルでは他に、1階と2階の売り場の新設や刷新、拡充などもあった。














