女子サッカー・なでしこリーグ1部の17節が9月7日、東京都調布市のAGFフィールドなどで3試合あり、2位の伊賀FCくノ一三重は6位のスフィーダ世田谷FCに2‐2で引き分けた。首位の朝日インテック・ラブリッジ名古屋が勝ったため、くノ一との勝ち点差は5から7に開いた。

 くノ一は逆転優勝に望みをつなぐため、残り6戦全勝を目指したが、あと1点が決まらなかった。試合は開始1分、ハーフウェイライン付近で球を奪われると、守備網の裏を突かれて失点。36分にも追加点を許し、0‐2で前半を折り返した。

 後半はくノ一が反撃を仕掛け、6分にFW神谷千菜が2試合連続となる今季9点目を奪うと、3分後には途中出場のFW平田ひなのが今季初得点を決めて同点に追いついた。その後もチャンスの場面を作ったが、逆転ゴールは生まれなかった。

 くノ一の次節は14日で、本拠地の上野運動公園競技場(伊賀市小田町)でヴィアマテラス宮崎と対戦する。

- Advertisement -