【出江副市長から感謝状を受け取る小川会長(右から3人目)ら=名張市役所で】

 三重県名張市の社会奉仕団体「名張ロータリークラブ(RC)」が、天体投影機1台や書籍などを市に寄贈した。市は9月1日、感謝状を同RCに贈った。

 市などによると、天体投影機は、付属する直径2・6メートルのスクリーンドームを天井などに取り付け、そこに太陽や月を含む約500の星を投影し、電動で回転させて天体の動きを再現する装置。市教育センターで管理し、必要に応じて各学校などに貸し出す。書籍は宇宙に関する図鑑セットや小説、絵本など6種類で、市立小学校14校に届ける。

 この日、メンバーとともに市役所を訪れた同RCの小川貴司会長は「宇宙が無限なように、子どもたちは無限の可能性を秘めている。夢を広げ、理系の勉強に興味を持つきっかけもになれば」と思いを語った。出江良隆副市長は「本当にありがたい」、西山嘉一教育長は「夢のある教材を頂いた。しっかり活用したい」とそれぞれ感謝を述べた。

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