【県道甲賀阿山線沿いでの除草作業の様子=伊賀市玉瀧で】

 自転車通学の中学生らに安全に通行してもらおうと、三重県伊賀市玉瀧の建設会社「竹島建設」(竹島昌七社長)の従業員と協力会社のスタッフら約20人が6月2日、草が繁茂する盛夏を前に、通学路になっている県道沿いで除草や枝葉の除去のボランティア作業に汗を流した。

 同社がある玉滝地区から阿山中(同市千貝)へ通う中学生は自転車を利用しており、同社では2021年から毎年6月ごろに、県道の歩道周辺の草刈りや、雨の際にスリップしやすい枯葉の除去などをボランティアで実施している。

 この日は午前9時ごろから正午ごろまで、県道甲賀阿山線の鈴鹿口交差点(玉瀧)から槙山口交差点(川合)までの約1・5キロの歩道沿いで作業を実施。丈の伸びた草を草刈り機で倒し、刈った草や枯葉をさらいやブロワーなどで取り除いていった。

 同4日には槙山口交差点から、県道甲南伊賀阿山線の星阿橋(槙山)までの約2キロの区間でも作業を実施予定で、竹島社長は「地域のため、子どもたちの安全のため、これからも続けていきたい」と話していた。

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