【作品を紹介する吉藤さん(左)と佐々木さん=名張市で】

15、16日にアスピアで

 「お気に入りの品を見つけに来て」。バッグやポーチなどの布小物を作っている三重県名張市赤目町檀の吉藤さゆりさん(58)と、編み込みバッグ作りや絵画を楽しんでいる同市百合が丘東7の佐々木のぞみさん(67)は、6月15、16日に同南町のアスピアで開かれる「第24回手づくり作家展」に「さくらどろっぷ」の名で出展する。

 2人とも、以前は同名の音楽グループの一員として同作家展に参加していたが、会場で作家たちの作品を見ているうちに「自分でも何か作って出してみよう」と思い立った。3年ほど前から出展し始めると、来場者とのやりとりや作家同士の交流も楽しかったという。

世代越え交流を

 今回、吉藤さんは、本などを参考にし、気に入った色や柄の布で仕立てたバッグやポーチなどの小物約30点を、佐々木さんは、太いレース糸を使って、犬や猫などの絵柄を単純化して編み込んだバッグ、15センチ四方のキャンバスにアクリル絵の具で動物の姿を描いた絵画など約20点を展示販売する予定。

 同作家展は午前9時から午後5時(16日は同4時)まで。入場無料。2人は「来場された方も作家さんも、世代を越えて広く交流できるのが楽しみ」と話していた。

 同作家展の問い合わせは主催の名張シンクス、山下さん(090・3389・4353)まで。

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