【大谷翔平選手を描いた絵本=名張市役所で】

 三重県名張市の男性(67)が4月19日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手を描いた絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」(世界文化社)16冊を市教育委員会に寄贈した。市立小学校14校に各1冊、市立図書館に2冊配置される。

 絵本は、大谷選手の幼少期から現在に至るまでの半生を描いた物語。今年3月20日の発売以降、1か月足らずで累計9万部を記録するなど好評だという。

 贈った男性は小学生のころから本が好きだといい、「偉人たちの伝記のおかげで夢を持てた」と話す。「何事にもチャレンジする勇気を持ってほしい」との思いで寄贈を決めたという。

 絵本を受け取った西山嘉一教育長は「子どもたちに夢を持ってもらえると思う。良い本を頂いた」と感謝を述べた。

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