三重県伊賀市と、同市ゆめが丘に生産や品質管理、物流の拠点「上野テクノセンター」があるロート製薬(本社・大阪市)は、市民サービスの向上や地域の活性化を図ることを目的とした包括連携協定を締結した。
上野テクノセンターは同社の創業100周年にあたる1999年に建設。点眼薬を始めとする一般用医薬品やスキンケア製品などを生産し、センターの従業員約570人は伊賀・名張両市の住民がほとんどだという。
連携協定の内容は、健康増進やスポーツ振興▽教育、食育など次世代支援▽環境配慮など持続可能な社会実現▽市の産業振興など。4月5日の締結式で、同社の山田邦雄会長は「これを機に多面的に連携を深めて、地域を明るく健康にしていく仕事が一緒にできれば」、岡本栄市長は「いろんなできることを探っていきながら、結果につなげていきたい」とそれぞれ話した。
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