【チームのメンバーたち(提供写真)】

MIE SHINOBI GATHERS

 三重県伊賀市を拠点に活動する、3人制バスケットボール「3X3(スリーエックススリー)」のチーム「MIE SHINOBI GATHERS」が昨年8月に始動した。プロリーグへの参戦を目指して、練習や県内外での試合に汗を流している。

 3人制バスケは通常のコートの半分で競い、21点を先取したチームの勝利。ボールを保持してから12秒以内にシュートを打つ必要があり、試合展開が早いことが特徴。また、試合中のパフォーマンスも豊富で、DJの音楽とMCの実況が会場を盛り上げるという。

 2021年の東京五輪で正式種目に採用され、全国的に人気が高まる中、「地域でもスリーエックススリーを盛り上げたい」との思いを持つメンバーらが集まり、同チームを設立。現在は20、30代の男性選手7人が所属し、同市問屋町の練習場を拠点に週4日のトレーニングに励む。

 メンバーはほとんどが5人制バスケの経験者だが、練習はドリブルやシュートなど基礎から丁寧にしている。試合は攻守の切り替えが早く、体格よりも戦略が重要になることから、選手同士の連携のため、コミュニケーションを大切にしているそうだ。

 活動を支えるスポンサーを募集しているという皆川真一郎監督(46)は「試合展開が早いスリーエックススリーは、始まった瞬間からハイライトのような見どころが続く。コートが小さく、選手の活躍が間近で観戦できるので、子どもも飽きずに楽しめる。まずは一度試合を見に来てほしい」と話していた。

2024年1月13日付859号11面から

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