6月の三重県大会で3位に入賞した小学生サッカーチーム「名張FCテコス」が、10月15日に愛知県で開かれる「2023フジパンカップユースU‐12サッカー大会」交流会の部に出場する。選手たちは「自分たちのやってきたサッカーをしたい」と意気込んでいる。
U‐12のトップチームは6年生8人と5年生5人の計13人で、うち6人が県トレセンのメンバー。チーム関係者によると、県大会4強以上は約10年ぶりだといい、主将の加藤悠士朗さん(比奈知小6年)、松本真吾さん(百合が丘小6年)の両エースがチームを引っ張っている。
5月にあった試合での失点を機に、球際の強さやボールを奪い返す力に磨きがかかってきたそうで、コーチの加藤潤一さん(40)は「仲の良さがチームワークにつながり、いい関係が築けている。守備面で課題もあるが、センターバックを中心に成長している」と話す。
選手を代表し、加藤主将は「サイドからの攻撃力が自分たちの武器。大会では他県のチームに負けないよう、皆でしっかり守ってゴールを決めたい」と意気込みを話した。
同大会は、4県の予選1、2位のチームがトーナメント対戦するもので、別会場で行われる交流会の部には、テコスや県6位のFCアヴェニーダソル(伊賀市)など3位から8位の計24チームが参加し、順位ごとのリーグ戦を3試合ずつ行う。
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