【募金活動をする(左から)古谷会長と北川市長=名張市蔵持町原出で】

 10月から赤い羽根共同募金運動が全国一斉に始まった。三重県名張市内でも3日から、同市共同募金委員会のメンバーらが市内の商業施設などで協力を呼び掛けた。

 この日、同市蔵持町原出のマックスバリュ名張店では、北川裕之市長や市社会福祉協議会の職員、ボランティア計7人が活動を実施。買い物客らに「共同募金にご協力お願いします」と呼び掛け、赤い羽根がついたポケットティッシュや缶バッジを手渡していた。

 同募金委の古谷久人会長は「募金は名張市の福祉活動にあてられる。市の福祉向上のため、ぜひご協力ください」と話していた。

 昨年度は市内で919万7436円が集まり、地域の見守り活動や配食ボランティア、おもちゃ図書館などに活用されたという。

 同市では30日までに商業施設など14か所で計29回の街頭募金をする予定。

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