【今村署長(右)に目録を手渡した三島社長(中央)と、名張署のマスコット・クマの巡査「バリーナ」=名張市蔵持町芝出で】

 三重県名張市八幡の自動車部品メーカー「ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン」は8月22日、名張署に交通安全の啓発物品を寄贈した。交通安全教室や街頭活動などの際、子どもや高齢者などに配布される。

 寄贈した物品は、パトカー型の消しゴム300個▽反射たすき2000本▽反射材キーホルダー300個▽自転車用LEDライト500個▽「飲酒運転は絶対にやめて」と書かれたウェットティッシュ1000個。

 同社が無災害労働時間通算100万時間を達成した記念で米国本社から受けた、安全賞の賞金を活用した。伊賀・名張両市の放課後児童クラブや子ども食堂、消防本部にも同様に、希望に応じた物品を贈っている。

 同署であった受領式で三島邦彦社長は「安全ということで受賞したが、安心は警察や消防の方に守って頂いている。今後もこういった寄贈を続けていきたい」と述べ、今村悟署長に目録を手渡した。今村署長は「物品が市民の皆さまに配布されることで、交通事故が一件でも減る事は間違いない」と感謝を述べた。

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