【チームのメンバーとともに健闘を誓う細川さん(右から2人目)(提供写真)】

 8月22日から横浜市である「第46回全国JOCジュニアオリンピック」アーティスティックスイミング(AS)競技に、三重県内唯一のASクラブ「みえA・S・C」に所属する名張市立桔梗が丘小4年の細川萌々子さん(10)がチームの一員として出場する。

 以前「シンクロナイズドスイミング」と呼ばれていたASは、水中で音楽に合わせて体を動かし、表現力や芸術性を競う水泳競技。同大会は、自由に演技をするフリールーティンと、個別に基礎技術を競うフィギュアの合計点で結果が決まる。

 細川さんは、同クラブの杉野未空さん(鈴鹿市)、西本早希さん(四日市市)、辰巳紗優さん(鈴鹿市)の3人と小学生の部(10から12歳)に出場する。

 細川さんは、7年ほど前からイトマンスイミングスクール名張校に通い、小学2年のころから並行してASも始めた。現在は大会に向け、得点に影響する指先の角度を意識しながら、難易度の高い足技や水中から選手を水上に持ち上げる「リフト」を磨いている。

 潜水時間を伸ばすため25メートルの本数を増やしているそうで、「練習を頑張って、8位入賞を目指したい」と意気込んでいる。

2023年8月12日付849号6面から

- Advertisement -