8月17日から北海道で開かれる全国高校総体(インターハイ)競泳種目と、22日から東京都で開かれる「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(JOC杯)」に出場する伊賀地域在学・出身の選手たちに意気込みを聞いた。
高田高2年で伊賀市服部町の廣島あつこさん(16)は、インターハイで100、200メートル平泳ぎ、JOC杯は15から16歳の部で平泳ぎ2種目に加え、チャンピオンシップのメドレーリレーに出場する。インターハイは2年連続、夏季JOC杯は7年連続の出場だ。
平泳ぎの今シーズン自己ベストは、100メートルが6月の県高校選手権で出した1分11秒76(長水路)、200メートルは7月の県選手権での2分32秒70(同)。全国大会では100メートルで1分10秒71、200メートルで2分31秒45の県高校新記録を更新し、決勝に残るのが目標だ。
廣島さんは現在、鈴鹿市のJSS白子スイミングスクールで、両大会に向けてトレーニングに励んでいる。水泳世界選手権での鈴木聡美選手(ミキハウス)の活躍に刺激を受けたといい、「100メートルでは前半から突っ込んで失速しないように、200メートルでは後半も粘れるようにしたい。悔いの残らないよう頑張りたい」と語った。
2023年8月12日付849号6面から
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