【出品作を持ち寄ったメンバー=名張市上八町で】

 油彩、水彩、アクリル、色鉛筆など、さまざまな画材で絵画制作を楽しむグループ「ホワイトキャンバス」の18回目の作品展が、8月3日から6日まで三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。

 70、80代の男女11人が所属し、名張市民センター(同市上八町)へ月1回集まって制作に励む。ジャンルにこだわらず、それぞれの感性や技法を生かしながら、互いに触発されつつ技術の向上に努めている。作品展前に開く講評会は、鋭い批評の中にも笑いが絶えないという。

 今回は、F4サイズから100号までの風景、静物、人物画など計56点が並ぶ。代表の大橋健作さんの「四季名張」は、名張川納涼花火大会を鮮やかな赤を中心に描いた力作だ。

 福喜多佳世子さんは油彩で絵本「100万回生きたねこ」のストーリーを基に1枚の絵に仕上げた。太田正俊さんは2007年に妻と旅行した街を思い出し、油彩で「懐旧イスラムの街」という作品に仕上げた。

 時間は午前10時から午後5時までで、初日は正午から、最終日は同3時まで。

 同グループではメンバーを募集している。

 問い合わせは大橋さん(090・3386・5466)へ。

2023年7月29日付848号6面から

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