地元の夏の風物詩「名張川納涼花火大会」を盛り上げようと、名張商工会議所青年部(YEG)は花火大会当日の7月29日午後4時から同9時まで、関連イベント「なばりエモふぇす」を三重県名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開く。コスプレ撮影会やダンスステージ、アニメ上映、プロジェクションマッピング、各種屋台での飲食などが楽しめる。入退場自由。
同YEGは20歳から46歳までの会員事業者や従業員らで構成し、7月1日現在で44人が所属。コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催となる花火大会を機に、笑顔を広げ、更にまちを元気づけようとイベントを企画した。
駐車場の特設ステージでは午後4時から、市内のダンス教室など4チームによる発表がある。同市のご当地キャラクター「ひやわん」も登場する。
同6時からは、人気漫画やアニメの登場キャラクターの衣装などを身に着けた参加者によるコスプレ撮影会が行われる。YEGの一部のメンバーも「ドラゴンボール」のキャラクターに扮して会場を盛り上げる。建物の壁を活用したプロジェクションマッピングも行われる。
「まちを元気に」
アスピアのホールでは、同市地域おこし協力隊の長谷川幸太朗さん(35)の協力を得て実現したテレビアニメ「忍の一時」上映会と原画展が開かれる。
屋台は焼きそば、牛串、フランクフルト、光るおもちゃ、缶バッジなど約10店舗が並ぶ。
同YEGの廣瀨直也会長(44)は「青年世代がするべきことは、まちを元気にすること。コスプレも、花火大会の新たな魅力の一つとして育てていきたい。さまざまな催しや出店があるので、気軽にお越し頂けたら」と呼び掛けている。
問い合わせは同商議所(0595・63・0080)まで。
2023年7月29日付848号12面から
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