三重県名張市は3月22日、同市の蔵持地区で工事を進めていた市道赤坂夏秋橋線を27日午後3時ごろから供用開始すると発表した。
区間は、「ぎゅーとらラブリー蔵持店」付近の県道上野名張線から市道東町桔梗が丘線までの延長300メートル。幅6メートルの車道と幅3・5メートルの歩道を備える。
市道路河川室によると、同線の工事は2005年度に着手。補助金制度の廃止や用地問題などで、完成が大幅に遅れていた。
昨年末時点では供用開始は2023年度初頭の予定だったが、その後の工事が順調に進んだため22年度内に早まった。完成による効果は、県道から鴻之台地区方面へのアクセスの向上、周辺道路の渋滞解消などが見込まれている。
同線の工事は近鉄大阪線の高架下部分も計画されているが、整備の時期などは未定だという。
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