三重県名張市の旧市街地を題材に、身近に残る文化財の価値を考えるトークイベント「暮らしの中の文化財~価値の創造と継承~」が3月4日午後2時から市総合福祉センターふれあい(丸之内)で開かれる。予約不要、参加無料。
市教育委員会の主催。ゲストに、奈良大学の大河内智之准教授(日本美術史)と近畿大学工業高等専門学校の田中和幸准教授(建築史)を迎える。
大河内准教授は昨春まで和歌山県立博物館の主任学芸員で、地域の仏像を盗難から守るため、学校と協力して複製の「お身代わり仏像」を作る活動などに取り組んできたという。
イベントでは和歌山での事例紹介を交えながら、旧市街地の町並みを調査してきた田中准教授と、地域の文化財を発掘し後世に残すための方法などを語り合う。
問い合わせは、市教委文化生涯学習室(0595・63・7892)まで。
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