【ファッションショーを紹介する堀校長(右端)ら関係者=名張市役所で】

 三重県名張市の県立名張高校の生徒と名張商工会議所女性会が企画したファッションショー「NABARI COLLECTION(ナバリコレクション)Ⅱ」が1月21日午後1時30分から、名張産業振興センターアスピア(南町)で開かれる。入場無料、定員100人。

 若者の力を借り、地域の活性化につなげようと、同女性会が毎年ファッションショーを開催する同校に持ち掛け、コラボが実現。表現デザイン系列・ファッション専攻の2年生15人が参加している。昨年9月以降、同女性会に所属する旧市街地の服飾関係5店の関係者が同校を訪問したり、生徒たちが班ごとに各店を訪問したりして話し合いを重ね、それぞれの商品を使ったコーディネートを1店舗3案ずつ完成させた。

 ショーでは生徒がモデルを務め、会場に設けられるランウェーを歩いてコーディネートを披露する。演出なども高校生が担当し、同市のご当地キャラクター「ひやわん」も出演する。

 同女性会の担当者は「若い人たちのアイデアやセンスは本当にすごい。中高年向けの服を扱う店が多かったが、こんなに似合うコーディネートが生まれるとは。たくさんの人に見てほしい」、堀昌弘校長は「生徒たちは一生懸命に取り組んだ。店の方たちの名張に対する思いを伺い、考えさせられたのでは」と話した。

 ショーの後、発表したコーディネートをまとめたパンフレットを2月に各店に置く予定。

 問い合わせは、名張商工会議所女性会(0595・63・0080)まで。

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