三重県の名張市仏教会は12月19日、「歳末たすけあい運動」で集めた129万6694円を市共同募金委員会と市に寄付した。
寄付は11月から12月上旬にかけて、同会に加盟する41寺院の檀家らから集まったもの。30万円を市の災害救助基金、残りを歳末たすけあい募金に贈った。
たすけあい募金には半世紀近く協力しており、市内の高齢者施設の入所者や養護施設の子どもたちの支援などに使われている。2005年からは被災者支援に備え、市の基金にも30万円ずつ寄付している。
この日は同仏教会の稲垣大宣会長(西方寺住職)らが市役所を訪れ、中村岳彦副市長と市共同募金委の古谷久人会長に小切手を手渡した。稲垣会長は「今年も、檀信徒の皆さんからの温かい気持ちをお届けできた。有効に使って頂けたら」とあいさつ。中村副市長は「ご厚意を市民の安全安心のために有効に活用したい」、古谷会長は「新年を迎えるにあたって支援を必要とする方に、配分させて頂きたい」と感謝した。
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