【ガラスが割られた第1中継ポンプ場の引込開閉器盤(名張市提供)】

 三重県名張市は12月12日、同市東田原と西田原にある汚水処理施設の中継ポンプ場3か所で操作盤などが破損する被害に遭ったと発表した。市は13日に名張署へ被害届を出す方針。

ガラスが破損した第2中継ポンプ場の操作盤(同)

 市上下水道部によると、同日午前11時30分ごろ、田原地区第2中継ポンプ場(東田原)を訪れた同部職員が、操作盤や引込開閉器盤の窓ガラスが割られたり、自動通報装置が壊されたりしているのに気付いた。

 職員が近隣施設を確認したところ、第1中継ポンプ場(西田原)と第10中継ポンプ場(同)も被害に遭っていた。3か所は、広域農道「伊賀コリドールロード」沿い約1・1キロの範囲に点在している。

 被害は窓ガラス計7枚(10万円)と通報装置1個(20万円)で、総額は30万円。3か所のうち1か所は9日に委託業者が点検しており、その際は異常がなかったという。

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