カタールW杯日本代表　町野選手の応援看板　地元伊賀市の商店街に

　11月20日に開幕するサッカー・ワールドカップカタール大会の日本代表メンバーに追加招集されたFW町野修斗選手（23）＝J1ベルマーレ湘南＝を応援しようと、地元の三重県伊賀市の中心市街地にある商店街通りに16日、選出を祝う看板10枚が設置された。

　町野選手の写真がプリントされた看板はアクリル製で、幅40センチ、高さ1メートル。伊賀上野銀座商店街振興組合が県道上野大山田線沿いの街路灯に設置した。同組合の事務所がある「銀座の館『和ホール』」には大会を盛り上げようと、1974年の西ドイツ大会から98年のフランス大会で活躍したスター選手のパネル約20枚も展示している。

　看板の設置を発案した同組合の藤山宏和理事長（62）は「伊賀市からワールドカップの代表メンバーが選ばれるなんてとても素晴らしいこと。このすごさをもっと地元でアピールすべきだと思った。少しでも応援の機運が高まれば」と話した。

　看板設置の様子を見守っていた町野選手の父で自営業の理さん（61）は「地元から応援して頂いて非常にうれしい。もっと伊賀がサッカーどころになってくれたら」と感謝。カタールに到着した町野選手とは通信アプリでやり取りしているといい、「チームにも慣れ、調子もいいと連絡があった」と話した。