【たくさんのボトルキャップをJAに届けた園児ら=伊賀市西高倉で】

 三重県伊賀市西高倉の市立新居保育所の園児らが10月27日、近くのJAいがふるさと上野北支店を訪れ、収集したペットボトルキャップ約2万個を寄託した。キャップはリサイクル製品の材料として業者を通じて売却され、収益金が発展途上国の子どものワクチン購入に充てられる。

 同保育所は5年ほど前から、環境保全や社会貢献のためにこの運動に取り組んでいる。今年は7月から保護者にキャップの回収協力を呼び掛け、園児たちが家から持ち寄り、一つひとつ数えて仕分けした。

 この日は、3歳から5歳児計約50人がたくさんのキャップが入った袋を手分けして同支店まで運び、山本慶剛支店長らに「2万240個集まりました。お願いします」と声をそろえて手渡した。支店の職員たちは、袋の重さに驚いていた。

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