【展示作品を市民センター職員に手渡す生徒ら】

 三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園(名張市美旗町南西原)中学部に通う1年生3人が作るパネルシアターが、同学園横の美旗市民センター1階ロビーに展示されている。新たな展示物が飾られるまで常設される予定だ。

カメレオンを描いた作品

 同学園の中学部では、働くことの大切さを学ぶため、封筒やカレンダー作り、園芸、木工製品作り、自転車点検など、班ごとの「作業学習」に週2回取り組み、制作物を市内の公共施設に寄贈している。班に所属していない肢体不自由の3人はこれまで、展示や寄贈はしてこなかったそうだが、「地域とのつながりを持ってほしい」と初めて取り組んだ。

 パネルは横60センチ、縦40センチほどのフレームにまとめた3点で、カメレオンが登場する絵本のワンシーンを、アクリル絵の具で鮮やかに再現。羊毛を丸めたボールや髪飾りの他、制作に励む子どもたちの写真もあしらった。

 9月下旬、生徒らが同センターの職員に展示作品を手渡した。中学部の担当教諭は「塗り残しの白色が味になっている。一生懸命作った可愛い作品をぜひ見に来て」と呼び掛けていた。

2022年10月22日付830号4面から

- Advertisement -