三重県は10月25日、廃掃法に違反したとして「伊賀ふるさと農協」(伊賀市平野西町)に産業廃棄物の収集運搬業と処分業で10日間の事業停止を命じる行政処分を行ったと発表した。
発表によると、県が昨年3月に実施した同農協大山田堆肥センター(同市炊村)への同法に基づく立ち入り検査で、受け入れた廃棄物の処分が終了していないのに、処分終了日及び最終処分終了日を記載し、管理票の写しを排出した畜産農家に送付していたことが判明。この行為が同法違反の管理票虚偽記載に当たるとしている。
同施設では、畜産農家から集めた牛や鶏、豚の家畜ふんを発酵させ堆肥を製造している。
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