加藤理沙さん(34)
「体のケアについて気軽に相談できる空間を」。三重県名張市緑が丘東にある自宅の一室に構えた女性専用プライベートサロン「amore(アモーレ)」のオーナー。4人の子どもを育てながら仕事に励み、ワックス脱毛の他、女性の体をケアする「フェムケア」にも力を入れている。
長男と次男が入園し、育児も落ち着いた23歳のころ、関心があった脱毛で、「女性の悩みを解消したい」とサロンの立ち上げを決意。市内の小中学校で支援員として働く傍ら、日本ワックス脱毛協会のスクールで学び、資格を獲得した。
仕事を始めたのは3年ほど前で、サロンには10代から70代まで幅広い年代の利用客が訪れる。脱毛によるケアは生理や更年期障害など、「女性の悩みを解決することにもつながりやすい」そうで、自身のケアの体験や体調の変化を基に、利用客の悩みに寄り添う。
かつては小学校のPTA会長を務めるなど、子どもの教育現場に携わることは多い。今後は「子どものころから体のケアを大切にしてもらうため、講演会などに参加できれば」と思いを語る。
中学生の長男・次男のサッカーの試合を見ることが仕事の息抜きに。休日は、所属チームがある奈良にまで足を運び、応援に熱を入れている。
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