【設置された迂回路=名張市赤目町長坂で】

 落石の影響で入山禁止になっていた三重県名張市の観光名所、赤目四十八滝渓谷(赤目町長坂)について、管理する赤目四十八滝渓谷保勝会は6月3日、翌4日午前8時30分から規制を解除すると発表した。入山再開は3週間ぶり。

 同渓谷では5月14日、入り口付近の遊歩道で落石を確認。同保勝会が、石の撤去や安全点検などのため入山を規制していた。この日までに、発生地点を避けて通行できる全長47メートル、幅平均約1・5メートルの仮設の迂回路を設置するなど、対策を施した。

 同保勝会によると、落石が発生した場所付近の本格的な工事を県に依頼中だという。

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