【入学許可式に臨む新入生ら=伊賀市上野桑町で】

 三重県伊賀市桑町の岡波看護専門学校で4月7日、新入生の男女22人が入学許可式に臨み、看護師を目指す誓いを新たにした。学生たちは3年後の国家試験を目指して知識・技術を学んでいく。

 1906(明治39)年に「名賀郡看護婦養成所」として開設以来、伊賀地域出身者を中心に1800人以上を輩出してきた。今年度は18、19歳の男性3人、女性19人が入学。例年は保護者らも出席する入学式が行われているが、新型コロナの影響で3年続けて新入生と教職員のみの式典となった。

学校前の満開の桜の下で記念撮影に臨む新入生ら=同

 この日午前10時から同校で開かれた入学許可式で、湯村美雪校長は「人間として成長し、社会に出る前に立派な大人になってほしい。地域医療に興味を持ち、3年後に看護師としてのスタートラインに立てるよう頑張ってほしい」と祝辞を送った。

 新入生の奥永もものさん(18)は「実習をしっかり頑張りたい」、橋本瑠星さん(18)は「基礎からきちんと学びたい」、藤本絢音さん(18)は「知識・技術を身に着け、実習に生かしたい」と抱負を話した。

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