【(左写真)廣島さん=伊賀市で、(右写真)(左から)永守さん、山本君、立道さん、前川さん=名張市黒田で】

 東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)で3月27から30日まで開かれる「第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」に、イトマンスイミングスクール名張校(三重県名張市黒田)の選手4人と伊賀市服部町の廣島あつこさん(15)=私立高田中3年=が出場する。

活躍誓う イトマンスイミング名張の4人

 大会は、昨年8月22日以降の公式・公認競技会で標準記録を突破した選手が出場できる。

 同校からは、近畿大学附属高3年の山本凌大君(18)がチャンピオンシップ100メートル自由形に、県立津高2年の立道愛和さん(17)がチャンピオンシップ100メートル・200メートル平泳ぎに、名張市立桔梗が丘中2年の永守杏菜さん(14)が13から14歳の部の100メートル背泳ぎに、伊賀市立青山小4年の前川春陽さん(10)が、10歳以下の部の50メートル自由形、200メートル個人メドレー、50メートルバタフライに出場する。

 「全国大会は初めて」という山本君は「周りに流されずに自分らしい泳ぎができるように」と闘志を燃やし、立道さんは、強いキックを生かして「ベスト16を目指す」と意気込んだ。

 3種目に出場する前川さんは「3種ともベスト更新」を目標に、長い距離を泳ぎ切るための体力づくりに力を入れている。

 前半戦が得意の永守さんは、スタートダッシュの速さを武器に「自己ベストで決勝に残りたい」と活躍を誓った。

自己ベスト更新へ 廣島さん

 廣島さんは30日にある15から16歳の部100メートル女子平泳ぎに出場する。昨秋の県大会で自己ベストタイムの1分10秒66を出し、標準記録を突破して出場権を得た。

 津市のスイミングクラブで練習を積み、週6日、1日5500メートルを泳ぐ。キック力の強化のため、自宅でも1日200回のスクワットに励んでいるという。「コロナの影響で泳げない時間も多かったが、大会では精いっぱい力を発揮して自己ベストを更新したい。8位以内が目標」と意気込む。高校進学後もインターハイ出場を目指して水泳を続けるという。

2022年3月26日付816号23面から

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