心を軽く元気にする前向きな言葉を〝誉め言葉〟として筆文字で表現する「ほめ書」。三重県伊賀市緑ケ丘東町の上野東部公民館のサークルに通う西永一代さんと講師の伊藤ゆかりさんによる「ほめ書を楽しむ二人展」が、北伊勢上野信用金庫緑ケ丘支店(緑ケ丘本町)ロビーで3月25日まで開かれている。観覧自由。
2018年から市内の教室で書に親しんできた伊藤さんは「もっと自由に、自分らしく思いを表現したい」と、翌年にほめ書のサークルを立ち上げた。イベントに出展する他、作品展や講座を開催するなど、魅力を広げる活動に力を入れてきた。
SNSに掲載した伊藤さんの作品に感動し、昨年から習い始めたという西永さんは、月3回のサークル活動で腕を磨いている。
会場には、はがき大の用紙や色紙に書いた約50点を展示。オリジナルメッセージに加え、歌詞や名言など、心を動かされた言葉を味のある文字で書き、絵を添える他、額縁にリボンをあしらうなど自由に表現している。
伊藤さんは「作品の言葉に共感してもらえれば」、西永さんは「言葉に込めた世界観を感じてほしい」と来場を呼び掛けた。
展示は平日の午前9時から午後3時まで。
2022年3月12日付815号3面から
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