【イオン名張店で始まった3回目のワクチン集団接種(名張市提供)】

 新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種が2月4日、三重県名張市で始まった。接種時期を迎え、電話やインターネットなどで事前予約した人が会場を訪れ、接種を済ませた。

 集団接種会場はこの日、イオン名張店(元町)と寺田病院(夏見)の2会場が設けられ、計118人がモデルナ社製ワクチンの接種を受けた。5日から始まる市立病院(百合が丘西1)と合わせ、3会場で接種が進められる。

 この日、イオン名張店で3回目接種を済ませた80代男性は「1回目と2回目がファイザー社製だったので思案したが、感染が流行っているので、早くという気持ちが勝った。打てて一安心した」と話していた。

 市福祉子ども部によると、4日午後3時現在の集団接種の予約状況は3会場合わせて2209人。かりつけ医による個別接種(ファイザー社製使用)は1日から、市内医療機関(33か所)で既に始まっている。

 3回目接種の対象は、2回目接種から原則8か月以上経過した18歳以上(約5万8000人)。医療従事者(約2200人)と高齢者施設入所者と従事者(約1400人)は6か月以上経過。65歳以上の高齢者は7か月以上経過。2月中に接種時期を迎える人は2021年6月から7月に2回目接種を完了した65歳以上と、6月に2回目接種を完了した64歳以下で、計約2万500人。

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