三重県名張市議会の議会運営委員会が1月17日に開かれ、任期満了に伴う市長選(4月10日告示、17日投開票)と市議選(定数18)を同日に実施するための自主解散議案を、3月定例会(2月17日開会予定)中に議員提出することで合意した。

 この日、永岡禎議長が自主解散に向けた議長案▼提案者は議運委員の議員▼議員提出議案として議事日程に上げる▼採決は起立採決、などを示し、7人の委員から異論は出なかった。定例会中のどのタイミングで議案を提出するかは、今後決めるという。

 同市議会の自主解散案は、前回市長選前の2018年3月定例会でも議員提案されたが、否決されている。20年9月に議会改革特別委員会が同日選について議員18人中少なくとも15人が賛成の意向とする報告書を提出し、今回は実施される公算が大きくなっている。解散に関する特例法では、解散が成立するには議員の4分の3以上が出席し、そのうち5分の4以上の賛成が必要と定めている。

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