【合格証書を手にする隱地さん=名張市役所で】

 全国珠算教育連盟主催の「第405回段位暗算検定」で最高位の十段に合格した三重中学校1年、隱地栞真さん(13)=三重県名張市春日丘=が12月6日、亀井利克市長を表敬訪問し、喜びを語った。

 検定は9月にあり、全国で5776人が受検。隱地さんは乗暗算と除暗算で200点満点、見取暗算で190点を取り合格した。十段合格者は全国20人で、県内は隱地さん1人だった。

 隱地さんは4つ上の姉の影響で同市つつじが丘北3の「谷本そろばん教室」(谷本和代代表)に小学1年生から通い始め、九段には4年生の9月に合格。その後、十段を何度も挑戦するもなかなか結果が出なかったが、今回、悲願をかなえた。中学は松阪市内の私立校に通い、ソフトテニス部にも所属。暗算の練習のための時間は小学生の頃より確保しにくくなったそうだが、短時間で集中して取り組み、解答する際の正確さを磨いてきた。

 この日、市役所で隱地さんは「本当にうれしかった。どんどん難しいものに挑戦し、少しずつ出来るようになっていくのが楽しくて続けてこれた」と語った。今後は八段を取得している珠算でも最高位の十段を目指すといい、将来の夢は警察官になることだという。