【昨年のステージ演奏の様子(提供写真)】

 三重県名張市内に在学、またはゆかりのある高校生、大学生らが実行委員会を組織して継続性のあるイベントを企画運営し、若い世代で地域を盛り上げていこうと、昨年始まった「名張学園祭」が、今年も11月3日午前10時から午後4時まで同市の朝日公園(朝日町)と周辺で開かれる。入場無料。雨天決行、荒天中止。

昨年のイベントの様子(同)

 主催は名張地区まちづくり協議会。第2回となる今年の実行委員は名張高、名張青峰高、近大高専、奈良県立大、奈良教育大の生徒・学生計23人で、3月下旬から、全体や役割別に20回前後の会議を重ね、内容の検討や準備を進めてきた。

 当日はステージトラックが登場し、ダンスや演奏、新体操、ファッションショーなど11組がパフォーマンスを披露。昨年は新型コロナの影響で出店できなかった、たこ焼きや唐揚げ、クラフトコーラなど5つの飲食のブースも設けられる予定。来場者には検温や手指消毒、リストバンドの着用などの協力を呼び掛ける。なお、会場周辺に来場者用駐車場は設けない。

実行委員の企画会議の様子=名張市元町で

 昨年はボランティアスタッフで参加した名張高2年の森長まなかさん(16)は「やりがいがあって楽しそうだと思い、今年は実行委員として参加した」といい、実行委員長を務める名張青峰高3年の岡田七海さん(18)は「コロナ禍でいろいろな行事が中止になる中、多くの方々の協力を得て今年も開催できることに感謝したい」と来場を呼び掛けた。

 問い合わせは同協議会事務局(0595・64・2605=名張市民センター内)まで。

2021年10月23日付806号5面から

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