【愛用のギターを奏でる陶山さん(提供写真)】

 「ちょっとハスキーな声で癒やされる」。弾き語りライブで観客を魅了してきた、三重県伊賀市桐ケ丘の陶山楓さん(23)。コロナ禍で、出演予定だったイベントが2年続けて中止になったが、好きな音楽活動は続けている。

 父の影響でギターを始めたのが中学3年の時。シンガーソングライターのYUI、あいみょんの曲などを弾き語りした。名張高を卒業後は、得意だったダンスと歌を極めようと大阪市内の専門学校に進学。同級生とダンスボーカルのユニットを組み、関西を中心にライブハウスやイベントに出演した。

 卒業と同時に解散したが、2年前に「メルキー」のユニット名で再結成。イベントなどに出演し、ダンスや弾き語りを披露していた。特にソロで弾き語りを初めて披露した時に「アンコールをもらった観客の温かさは忘れられない」といい、恋愛をテーマにしたオリジナルのバラードなども作曲した。

 ところが昨春から、新型コロナウイルスの影響で、出演が決まってもイベントが中止になることが続き、観客の前でパフォーマンスをする機会も無くなったが、動画投稿サイト「ユーチューブ」やインスタグラム(どちらもアカウント名は「Merky-official」)で配信を続けた。

新婦の父母へ贈る歌

 最近では、今秋新婦となる友人のため、「新婦の父母に向けた歌」を作詞作曲した。曲名は付けていないが、友人とその父母に聞いてもらったところ「泣けました」との感想をもらい、結婚式の会場でも流されるという。

 「ダンスと歌をやっているので、それを生かした仕事に就いてみたい」と陶山さん。イベントが通常通り復活する日を待ち望んでいる。

2021年10月9日付805号2面から