大相撲秋場所十一日目の9月22日、三重県伊賀市出身で前頭十七枚目の千代の国(九重)が同八枚目の翔猿(追手風)を送り倒しで下し、3場所ぶりの勝ち越しを決めた。

 翔猿戦は立ち合いから激しい千代の国らしい攻めの相撲で圧倒。あと一つ勝てば勝ち越しだった七月場所の悔しさを晴らす会心の一番だった。

 今場所は、不戦勝を含め初日から五日目まで連勝。九日目に徳勝龍(木瀬)から勝ち星を挙げ、勝ち越しに王手をかけていた。

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