四日市市は9月5日、市内で10歳未満から60代までの男女37人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。このうち4人は無症状で、24人は陽性者の同居家族や濃厚接触者だった。市内の感染者は延べ3433人となった。

 発表によると、8月29日に陽性が判明した30代男性の濃厚接触者で、検査を受けていた同居家族の小学生男児・女児と園児の3人も陽性と確認。この日は小学生4人、中学生2人、園児2人の陽性が判明したが、接触者調査が大規模に及ぶケースは確認されていないという。

 公的機関の関連では、四日市市消防本部予防保安課に勤務する30代男性職員、四日市港管理組合港営課の30代男性職員の陽性が判明した。

 市内の8月30日から9月5日までの1週間の感染者は計416人で、前週比増加率は44%だったものの、人口10万人当たりの感染者数は134・2人と、依然として国の指標で「ステージⅣ」に相当する「感染爆発段階」が続いている。

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