【名張市消防本部に設けられた職域接種会場で接種を担当する救急救命士の男性(市提供)】

 三重県名張市は8月31日、救急救命士による新型コロナウイルスワクチン接種を始めた。県内では初めてという。

 救急救命士がワクチンの打ち手を担当するのは、市職員と市民計1000人を対象に市消防本部(鴻之台1)でこの日から始まった職域接種会場。国が定めた研修を受講した市消防本部の救急救命士37人が、2人ずつ接種を担う。初日は130人が接種を受けた。

 使用するワクチンはモデルナ社製で、予約は集団接種と同様に電話とインターネットで受け付けている。市によると、同日現在、この会場での市民向けの予約枠約700人のうち、半分ほどが空いているという。

 対象は市内に住む18歳以上の人。電話予約は市集団接種予約センター(0120・708・567)で午前9時から午後7時(土日祝日は同5時)まで。インターネット予約は、市ホームページ(https://www.city.nabari.lg.jp/)の予約サイトから、24時間対応。予約時、1回目の接種日とその4週間後の2回目の接種はセットで決める。

名張市職域接種31日から 市民も予約可 救急救命士が打ち手(https://www.iga-younet.co.jp/2021/08/19/43592/)

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