【米モデルナ社製ワクチンと注射器】

 三重県名張市は8月19日、市職員など1000人を対象にした新型コロナウイルスワクチンの職域接種を31日から実施すると発表した。市内に住む18歳以上の人も約700人申し込むことができ、予約開始は26日。

 接種会場は市消防本部(鴻之台1)2階で、使用するワクチンは米モデルナ社製。打ち手として市消防本部所属の救急救命士2人、予診担当で医師1人、薬液充填と経過観察担当で看護師2人をそれぞれ配置する。打ち手を務める救急救命士37人は、国が定めた研修を受講済み。市によると、救急救命士がワクチンの打ち手に加わるのは全国3例目、県内初になるという。

 接種予定日(1回目)は8月31日、9月5、8、12、15、19、22、26日で、時間はいずれも午前9時から正午。

 市民向けの予約受け付けは26日以降、集団接種と同様に電話とインターネットで始める。電話予約は市集団接種予約センター(0120・708・567)で午前9時から午後7時(土日祝日は同5時)まで。インターネット予約は、市ホームページ(https://www.city.nabari.lg.jp/)の予約サイトから、24時間対応(開始日は午前9時から)。予約時、1回目の接種日とその4週間後の2回目の接種はセットで決める。

 市は6月23日に市職員など1000人分の職域接種を国に申し込んでいたが、ワクチン供給不足の影響で開始の見通しが立たずにいた。その後、市が進める個別接種や集団接種会場の予約キャンセルで余剰ワクチンが発生した際の対応などで、市職員の接種が進んでいた。8月13日に国から連絡がありワクチンが届くことになったが、当初想定していた対象者が市職員と市内の消防団員など計約300人にまで減っていた。