3月28日投開票の伊賀市議会議員選挙に立候補し、当選した北山太加視市議(65)が8月30日、同市選挙管理委員会の決定取り消しと自身の当選を無効とした三重県選管の採決を不服とし、名古屋高等裁判所に提訴したことを明らかにした。3票差の次点で落選した福村教親氏(59)も、県選管の採決で北山氏と得票が同数になったことを不服とし、名古屋高裁に提訴している。

 北山市議によると、訴状は27日に提出し、受理された。提訴理由について「県選管の判断は予想外だった。市選管の決定が正しいという私の考えを聞き届けてくれるよう主張する必要があるとの結論に至った」と話した。

 北山市議は定数22に対し、全候補者中22番目の1098票で当選。県選管の採決では、北山市議が得票した2票を無効、無効だった福村氏の1票を有効とした結果、同数になってくじで当選人を決めるとした。

 訴状では、北山市議側の立ち会いのもとで県選管に福村市議の得票1095票や無効票633票の開披再点検も求めている。