【表彰状・盾を手にする岩木さん=名張市鴻之台1で】

 2021年度の消防功労者総務大臣表彰を受賞した三重県名張市消防団長、岩木政己さん(68)=百合が丘東8=が8月30日、亀井利克市長を表敬訪問し、受賞を報告した。消防団員では同市初受賞という。

 消防活動や火災予防に尽力する消防団員や女性防火クラブ員に贈られる表彰で、今年度は全国8人、うち消防団員は3人が受賞した。

 岩木さんは同市夏見の自動車販売・修理会社の社長で、1984年の入団以来37年間にわたり消防団員として活動している。箕曲分団長、副団長の後、2008年からは団長で、2014年には県消防協会会長と日本消防協会理事にも就任し、ともに現職。

 この日、市役所を訪れた岩木さんは受賞について「夢にも思っていなかった。市や消防本部、団員の協力のおかげ」と話し、今後については「ドローンの活用推進や団員募集など、更に取り組みたい」と語った。亀井市長は「消防団は行政にとって最強のパートナー。これからもご指導頂きたい」と話した。

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