三重県は8月3日、名張市2人、伊賀市1人など、県内で10歳未満から80代までの67人(四日市市発表分17人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。津市の福祉施設では県内88例目のクラスター(感染者集団)が発生。1日の感染者が60人を上回るのは5月15日(63人)以来80日ぶりで、今年4月22日発表分と並び過去3番目の多さとなった(最多は同24日の72人、次いで同22日の68人)。県内の感染者は延べ5898人。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、津市22人、四日市市17人、松阪市9人、桑名・名張・伊勢・尾鷲市と菰野町が各2人、いなべ・亀山・伊賀・鳥羽市と川越・多気・玉城・明和町、県外が各1人。県内の確保病床436に対する使用数は161で、使用率は36・9%。うち重症者用は、確保病床50に対し使用数は5、使用率は10%となっている。

 7月下旬に職員1人、利用者2人の陽性が確認されていた津市内の福祉施設では、新たに10代の利用者男性3人が陽性と判明。陽性者は計6人となり、クラスターに認定された。利用者5人はいずれも特別支援学校生で、検査対象者の職員・利用者計29人のうち13人が検査済み、7人は陰性、残る16人が検査結果待ちとなっている。また、陽性だった利用者の同居家族2人も陽性が確認された。

 県内に勤務する名張市の60代女性(薬剤師)は、7月29日に複数の友人と食事会で接触があり、濃厚接触者は友人ら7人、接触者は職場関係者ら9人。県外に勤務する同市の60代男性(公務員)は、同居家族2人が濃厚接触者に。伊賀市の20代女性(会社員)は職場関係者6人の検査が進められている。

 県内の医療機関に勤務する津市の20代男性(医療関係従事者)は陽性者の同居家族で、職場関係の接触者調査は十数人規模になる見通し。亀山市の40代男性(会社員)は、7月19日に職場関係者と食事をともにしており、同居家族4人と職場関係者5人が濃厚接触者に当たることがわかっている。

 多気町の30代女性(同)は、7月22、26日に県外訪問歴があり、濃厚接触者の同居家族4人以外に、職場関係者の接触者調査が進められている。県外在住の20代男性(学生)は、7月31日から県内の別居家族宅に滞在し、8月1日に発症。別居家族3人が濃厚接触者となっている。

※8月3日午後6時54分追記