【集荷した白鳳梨の選果作業に汗する組合員ら=伊賀市羽根で】

 三重県伊賀市の羽根地区で栽培している「白鳳梨」の本格的な出荷が8月2日、生産組合の選果場で始まった。今年は主力商品の「幸水」や「豊水」など例年並みの計約300トンを見込んでおり、この日は約6トン分の幸水が箱詰めされた。

 同地区で梨栽培が始まったのは1948年で、ブランド名は地元にある上野城の別名「白鳳城」が由来。有機肥料中心の土づくりや果実に虫除け用の袋かけをしない方法を採用し、生産農家20戸の畑約13・1万平方メートルで果汁豊富で甘みが強い梨を育てている。

 選果場では各農家から持ち込まれた梨がベルトコンベヤーに運ばれ、組合員ら約40人が一つひとつ手に取ってLから5Lの大きさ、色などを確かめながら選別と箱詰めの作業に追われた。同生産組合の樋口良紀組合長(62)は「2度の霜や早梅雨の影響が心配されたが、順調に生育した。糖度は十分。リピート客が多く、更に口コミで評判が広がれば」と話した。

 出荷先は地元スーパーや直売所の他、県内や関西方面の市場が中心。幸水が今月下旬まで、豊水は20日ごろから9月中旬ごろまで続き、選果場隣の直売所では販売期間中、無休で営業する。時間は午前9時から午後6時まで。

 問い合わせは同組合(0595・21・5862)へ。