【火起こしに挑戦する参加者ら=名張市夏見で】

 三重とこわか国体・とこわか大会の炬火(きょか)を採火するイベントが7月23日、名張市夏見のマツヤマSSKアリーナ前であった。同市内で開催される正式競技のホッケー、軟式野球、弓道にゆかりのある団体のメンバーらが火をおこし、「名張の火」を完成させた。9月25日の総合開会式で、県内各市町で採火された火と一緒に炬火台にともされる。

 炬火は、オリンピックの聖火に相当するもの。この日は市内で活動するナバリスタホッケークラブと名張少年野球団の子どもたちや、名張弓道協会の会員ら計18人が参加し、木の軸を回転させ摩擦で火種を作る「まいぎり」を使って火を起こした。

 参加者は額に汗をにじませながら交互に棒を回転させ、できた火種を麻ひもの繊維に移して風を吹き込んだ。炎が立ち上ると、参加者や見物人から歓声が上がった。

 火はトーチに移され、各競技の代表者3人が炬火の受け皿にかざして一つの火にした。トーチをかざした県代表ホッケー成年女子監督兼選手でロンドン五輪元代表、津田志穂さん(31)は「国体のために役に立てることは光栄。スポーツで人々が元気になれたらうれしい」と話した。

火のついたトーチを持ち寄る代表者ら=同