【全日本種目別選手権に出場する安里さん(左)と平野さん=伊賀市四十九町で】

 6月3日から群馬県で開かれる「第75回全日本体操種目別選手権」に出場する、「相好体操クラブ」所属で伊賀市在住の安里圭亮さん(27)と平野竣介さん(25)が5月28日、同市の岡本栄市長を表敬訪問した。跳馬で出場する安里さんは、今夏の東京五輪への出場権獲得に向け、「全力で挑みたい」と意気込みを伝えた。

 同大会は高崎市の高崎アリーナで6日まで開催。安里さん、平野さんとも、普段は同クラブ伊賀教室(同市服部町)などで子どもたちへの指導や、競技選手としての練習に取り組んでいる。

 沖縄県出身で、今年3月に開催予定だったW杯ドーハ大会(延期)のメンバーにも名を連ねていた安里さんは、昨年の全日本種目別で2位入賞、秋の全日本シニアでは優勝。今年4月の全日本個人総合でも2位に入るなど、得意の跳馬種目で国内トップクラスに位置している。

 男子個人の五輪出場枠は、既に橋本大輝さん(順天堂大)、萱和磨さん(セントラルスポーツ)の2人が内定しており、残る1枠をかけて今大会に臨む安里さんは「東京五輪と世界選手権(今年10月)の選考会ということで、ここに合わせて調整してきた。優勝できるかどうかが鍵になる」と話した。

 京都府出身の平野選手は、つり輪で出場。代表選手に内定している今秋の三重国体も見据え、「練習通りの演技をし、予選を通過してメダルを取れたら。国体へ勢いをつけたい」と意気込みを話した。