【「うだtube」の動画の一例(ユーチューブより) 】

 地元物産品を内外に発信・PRしようと、奈良県宇陀市は今年2月下旬、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネル「うだtube」を開設した。工場や牧場、飲食店、宿泊施設など、公募した市内事業者を取材・撮影して順次公開し、3月下旬には全20事業所の動画が出そろった。市では「『大和高原宇陀ブランド』の知名度向上やファン獲得につながれば」と期待している。

 市商工産業課によると、全国で地域おこしや企業支援などの事業を手掛けるIMAO(本社・東京都)に委託した2020年度の単年度事業で、応募事業所に金銭的な負担は無い。市では今後、同サイトを活用し動画で効果的な情報発信ができる〝ユーチューバー〟の育成活動にも取り組んでいくという。

 1本3分から5分前後の動画では、事業所スタッフとレポーターのやりとりで展開することが多く、観光客や見学者になったような目線で製造工程や施設、商品を紹介し、時には軽妙なテロップやBGMも挟み込む。既に動画を見たという来訪の問い合わせや予約なども入っているという。

 市担当者は「今は遠出や観光がしづらい状況だが、いつか来てもらえる時のために動画で宇陀の魅力を感じてほしい」と話していた。

 動画チャンネルは、同サイト内で「うだtube」を検索する。

 問い合わせは市商工産業課(0745・82・5874)まで。

2021年5月15日付795号11面から